2015年5月6日水曜日

ETWによるネパール大震災への支援活動レポート(4月28日)

<アンマによってETWから派遣された上級代表者(Br.ニジャアムリタ)のレポート>

地中からの轟音とともに激しいい揺れ・・・
私たちはここの状況を把握するためにネパールにいます・・・塔は倒れています。

電気、水はほとんど無く、人々は壊れた家に戻るのをためらい、外の広場で寝泊まりしています。どの空き地にもテントや防水シートが点在しています・・・何千人もの人々が座るか、多くは寝ています。貰ったものを食べている人もいます。
多くはネパールの外からの人で、家に戻れるのを待っています。しかし、燃料と車の不足で値段が高騰しています。以前500ルピー(約千円)だった価格が今は2500ルピー(5千円)以上に値上がりしています・・・ですから彼らは待っているのです。

内部の多くの村からは音信不通です・・・最悪の事態が恐れられています。
私たちは苦しみを和らげる助けになれることを祈るのみです。

Br.ニジャアムリタ
今、私たちはろうそくの灯りの部屋に座ってこの記事をタイプしています。地面の中からの鈍い轟音とともに激しい揺れを感じます・・・また地震です。この揺れがこの地の人々に更なる悲しみをもたらしていないことを祈りつつ、私たちは空き地のほうに向かって外に出ました。私たちがここで何らかの役に立つことができますように。少なくとも数人の涙を拭うことができますように。
 2013年のウッタラカンド州の洪水のあと、アンマのETW(エンブレイシング・ザ・ワールド)のチームと他のNGOのチームによる復興事業はネパール人労働者の助けなしでは完成しなかったのです。彼らは重い建築資材を物ともせずに背負い、とても急な道を超えて私たちのすべての宅地現場に運んでくれたのです。彼らは川沿いの臨時のキャンプ場で何ヶ月も暮らしています。

ネパールにいる家族に仕送りするために働いているのです。彼らは家に帰ると、家族の中で、村の中で、誰が生きていて、誰が亡くなったのか、誰がケガをしたのかを知るのです。

 どうかこの素晴らしい、優しい人たちのために祈ってください。彼らはこんなにも多くの人達を助けているのですから、同じように、彼らが道すがら知らない人からの援助を得られますように。
 
 
 
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